WEB予約

Coolief疼痛管理用高周波システム導入のご案内 new-device2

Coolief(クーリーフ)疼痛管理用高周波システム導入

Coolief

Coolief疼痛管理用高周波システムとは

Coolief疼痛管理用高周波システム
Coolief疼痛管理用高周波システムとは
Coolief(クーリーフ)疼痛管理用高周波システム【ラジオ波治療】は、変形性膝関節症(膝OA)の内、人工関節などの手術療法には至らないが、既存のヒアルロン酸注射などの保存療法では疼痛を十分管理できない患者様の選択肢となる新しい治療法です。

対象となる疾患について

100181_02.png
「変形性膝関節症の診断が下されていて、かつヒアルロン酸注射など既存の保存療法では痛みが改善されなかった患者様」が対象です。

健康保険が適用可能

「Coolief疼痛管理用高周波システム」は健康保険が適用される治療です。費用につきましては診察時にお問い合わせください。

適応除外項目

  • 神経疾患の既往歴がある
    てんかん・脳疾患・アルツハイマー・レビー小体型認知症・パーキンソン病・脊髄炎・髄膜炎・ALS・ミオパチー・重症筋無力症・多発性硬化症・意識障害など
  • 血液感染症
  • 精神疾患
  • 糖尿病性神経障害
  • コミュニケーション障害(意思疎通が取れない、指示が通らない)
  • 血液凝固障害又は、抗凝固薬を使用している

治療の特徴について

Coolief疼痛管理用高周波システムは、痛みを脳に知らせる膝の知覚神経を広範囲に焼灼し、疼痛を緩和することを目的とした治療です。超音波エコー下で右図の3つの膝神経をターゲットに、変形性膝関節症に伴う疼痛治療を行います。※診断用神経ブロックも同様のターゲットに対して行います。

治療の効果

100181_05.png
治療から6ヶ月後、改善が見られた患者様は91%と高い確率で改善が見られたと報告されています。また、関節内ステロイド注射は23%とされています。

リスク・副作用

もちろん効果だけではなく、リスクや副作用もあります。リスク・副作用は、以下の通りです。

  • やけどや痙攣、痛みの悪化、
  • 筋収縮、局所感染、
  • 神経血管損傷・異常感覚、その他の合併症など
  • 皮膚のかぶれ、赤み、皮下出血


治療の流れ

日帰りでの治療

術前外来

治療をご希望の方は、術前外来の前にお電話にてお問い合わせください。
  • 診察においてCooliefの適応判断を行います。
  • レントゲン撮影やMRI検査による評価(必要に応じてブロック注射)を行います。
  • 血液感染症検査を行います。。

治療当日

  1. 外来リハビリ室にて身体機能評価を行います。(1階総合受付にてお声かけください)
  2. 本治療前に主治医による診察を行います。
  3. 超音波エコーを用いてターゲットとなる神経を探します。
  4. Cooliefの針を刺す部分に局所麻酔を行います。
  5. 局所麻酔の効果を確認後、Cooliefの針を刺します。
    ※局所麻酔を行っているため、痛みを感じることはほとんどありませんが、疼痛や不安が強い場合は状況に応じて、鎮静薬や鎮痛薬、若しくは笑気麻酔を使用する場合があります。
  6. Cooliefの針から高周波を流し、ターゲットとなる神経を焼灼します。
  7. 1部位あたり、2分30秒高周波を流します。この治療を3部位実施します。

治療当日の注意事項

  • 歩行などの日常生活に支障はございませんが、運動やリハビリはお控えください。
  • 自動車等の運転はお控えください。(実施部位の違和感により運転に影響する恐れがありますのでご家族等の送迎、若しくは公共交通機関をご利用いただきお越しください。)
  • 飲酒はお控えください。
  • 腫れ、違和感がある場合は、保冷剤などで冷やすようお願いいたします。
  • 服薬は主治医の指示のもと、内服するようお願いいたします。

治療後の診察

  • 術後2週、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後に経過を観察いたします。
    ※県外にお住いのかたは、主治医と相談になります。

一泊二日入院での治療

術前外来

治療をご希望の方は、術前外来の前にお電話にてお問い合わせください。
  • 診察においてCooliefの適応判断を行います。
  • レントゲン撮影やMRI検査による評価(必要に応じてブロック注射)を行います。
  • 血液感染症検査を行います。
  • 一泊二日入院となりますので、入院のご案内(抗原検査説明を含む)をいたします。
  • ご入院に際しまして、当院では新型コロナウイルス感染症対策の一環として、抗原検査を実施しております。(抗原検査費用は退院時にお支払いいただきます)

治療当日

  1. 外来リハビリ室にて身体機能評価を行います。(1階総合受付にてお声かけください)
  2. 本治療前に主治医による診察を行います。
  3. 超音波エコーを用いてターゲットとなる神経を探します。
  4. Cooliefの針を刺す部分に局所麻酔を行います。
  5. 局所麻酔の効果を確認後、Cooliefの針を刺します。
    ※局所麻酔を行っているため、痛みを感じることはほとんどありませんが、疼痛や不安が強い場合は状況に応じて、鎮静薬や鎮痛薬、若しくは笑気麻酔を使用する場合があります。
  6. Cooliefの針から高周波を流し、ターゲットとなる神経を焼灼します。
  7. 1部位あたり、2分30秒高周波を流します。この治療を3部位実施します。
  8. 治療後の疼痛を管理するため、一泊二日の入院となります。

治療翌日

  • 主治医による診察を行い、退院となります。

退院後の診察

  • 術後2週、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後に経過を観察いたします。
    ※県外にお住いのかたは、主治医と相談になります。
治療に関するお問い合わせは
TEL.076-464-6680